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先輩社員の声      

谷口 湖葉瑠 大阪支店 工事部 係長

経歴を教えてください!

2010年に櫻井工業入社 入社後は工事部に配属となり、2010年4月から東池袋四丁目第二地区第一種市街地再開発工事に携わる。 2012年春に大阪支店に異動となり、現在は明石市大久保計画新築工事(仮想敷地A街区)に従事。



現在の仕事内容は?

工事部に所属して10年経ちました。今は810戸(14階)のマンションで、住戸施工図作成や打合せを主に行っています。A棟、B棟、C棟と3つの棟に分かれていて、各棟をそれぞれ約1年ずつかけて計4年間で工事していく現場なので、最初のA棟の取り決めをしっかりしておくことで、続けて施工するB・C棟が少しでもやりやすくなればと日々取り組んでいます。現場に若手が3人いるので、A棟を見本として、B・C棟を自分で考えて図面作成や打合せが出来るようになってもらう為の指導もしています。



入社のきっかけ、会社への想いを聞かせてください!

大学では建築デザインを学んでいたので建築業界に興味があり、就職する目標として“現場に出たい”という思いが1番にあったのですが、設備という仕事に関しては櫻井工業に出会うまで全く知りませんでした。就職説明会で工事や図面作成という仕事内容を聞いて面白そうだと思った事と、丁度私の1つ上の先輩の代から女性の採用を進めているというお話を当時の社長からお聞きして、入社を決めました。 初めて現場に配属された52階建てのタワーマンションでは、アドバイザー・先輩方や職人さんに工事の流れや写真の撮り方、検査方法やチェックの仕方等の仕事の流れを教えて貰いました。とても大きな現場を皆で力を合わせながら完成させた時の思い出が、今の私の原動力です。



仕事をする上で意識していることはありますか?

声かけが凄く大事だと思っています。 設備はゼネコンさんと同じくらい、工事が始まってからお客さんに引き渡すまでずっと現場に関わることになります。躯体工事から内装工事まで、現場全体で関わらない業者さんの方が少ないと言っていいくらいです。また、サブゼネコンというだけあり、私たちの協力業者さんも沢山います。 その沢山の関わりあう人たちの中で、現場では日々挨拶に始まり、様々な打合せや調整が必要になってくるので、その時に「設備屋さん、櫻井さん」ではなく、名前で呼んで貰える・声をかけてもらえる事が、上手く現場を進めていける第一歩になるのではないかと思い、協力業者さんは勿論、色々な他業者さんにも意識して話しかけるようにしています。



櫻井工業の仕事の「魅力」や「やりがい」とは?

一つとして同じ建物は無いので、毎回新しいことにチャレンジできるところが魅力だと思います。 どんな現場であっても、検討や打合せを重ねて造っていくので、それがカタチになって上手く納まった時にはとてもやりがいを感じます。設備の仕事が意匠的に表面に大きく出てくることはあまりありませんが、機能的には電気と並んで主役なので、工事中に初めて蛇口から水が出たり、風が流れたりした時に、それまで関わった皆の努力が報われた気持ちになって凄く達成感を覚えます。



最後に学生の皆さんへのメッセージをお願いします!

私もそうでしたが、入社する人のほとんどが「設備とは何か」を知らない状態で入るので、皆のスタートラインは同じです。また、少しずつですが、現場でも女性の姿を目にすることが多くなってきましたし、私自身その点で不便に感じたことはありません。モノづくりに携わりたい、自分が考えたものをカタチにしたい、という人は、男女問わずに是非チャレンジして下さい。